セロー250でユーラシア大陸横断 93

7/6-7/7

船の音で目が覚めました。風もなく湖面が綺麗です。テントを片付けて釣りをするとすぐに当たりが!

日本でも坊主続きだったので大興奮。水が綺麗過ぎてルアーを追ってるところから食うところまで見れて楽しい釣りでした。

しばらくすると回遊してた魚がいなくなってしまったので釣竿置いて服のまま泳ぎます。朝から暑くて水の中は最高でした。

明るくなってから見てみると崖と農地しかなくて野宿で苦労したのも納得です。

アドゥヤマンという街の手前で昼ごはん。薄い揚げパンみたいなタイプのケバブでコーラ付きで160円くらい。超激安でした。店員さんも日本人が来てくれた!と喜んでくれて親切にしてくれました。

今日も暑くて商店があるたびにジュースを買ったり水飲み場があれば補給して進みました。

マラティア方面に北上する道が標高1900mの峠になっていて、あまりの涼しさに正気に戻りました。降り始めるとまた暑くなってしまい、名残惜しくてUターン。野宿地出来そうな場所があったので買い出し。果物とジュースを買ったら90円でびっくりしました。人気のない採石場の上でテントを設営。

目の前が山の展望と、裏手の山に陽が落ちてくれたおかげで早い時間から日陰になり快適です。しかし夜の22時頃に急に下の重機が動き始めてびっくり。暑いから夜に仕事してるんでしょうか。トルコ人は日本では考えられない時間帯で動いてるのでたびたび驚かされます。

翌日6:00に太陽が直撃して起床。夏バテで食欲ないとはいえ夕飯果物だけでは腹ペコになりました。近くの街でケバブを食べました。

今日は1500m-1900mの峠をいくつも越えました。シワスという街を目指して北上していましたが、地図の縮尺に騙されていてあまりに遠いので諦めました。進路を西に変えてカッパドキアの隣町カイセリを目指します。

トルコで初めて雨に打たれましたが峠の上ではさすがに寒さを感じて新鮮な気分になりました。

カイセリまでも300kmほどあってハードでした。ついて早速夕飯を食べると店の人がバイクとヘルメットを預かってくれて身軽で観光に乗り出せました。

近代的なビルが並ぶ街の真ん中にいきなり城壁やモスク、バザールがありイメージしていたトルコの街という感じ。

地元民向けのバザールで服や食料品、雑貨がメインでした。こういう市場が1番見ていて楽しいです。屋内バザールで歩くだけでわくわくします。

バザールの入り口。

専門店で美味しそうなバクラブァ、ドライフルーツを購入しました。どっちも少量で売ってくれて格安。

バイクを置いてくれたお店。ドネルケバブを米にかけたものが美味でした。

カッパドキア方面に抜けて街を出ます。

遠くで雨が降ってるのが分かります。大陸らしい景色。

通っただけのカイセリで思いがけず時間を使ってしまったので陽が沈むギリギリにテントを張れました。カッパドキアまで15kmほど。

今日も340km走ってしまったようです。もう少しゆっくりしたいのですが、特に寄り道できる場所もない走るには良い道がずっと続いていたので仕方ありません。

トルコに関しては景色がいい割にずっと綺麗な舗装路が続いて走りやすいので、大型バイクや大排気量車で走れたらとても楽しそうです。

今日は七夕ですが夜には満天の星が見れて満足の1日でした。

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