セロー250でユーラシア大陸横断 103

8/12-8/13

西に走ってロドピ山脈という山の近くまでやってきました。2週間ぶりの野宿とバイクで体の疲れを感じます。スキーリゾートのような雰囲気で建物が素敵。

高そうなレストランばかりで困ってウロウロしていると街外れの坂の途中に地元民で賑わうお店を発見。看板もありませんが、レジのとこに出来合いのおかずがある食堂で指差し注文。どの国でもこのタイプのレストランを見つけると舞い上がります。

これが大正解でメインのハンバーグはそれなりでしたが、おまけのつもりで頼んだキノコと鶏肉のソテーがこの旅でいちばんの絶品!濃厚なバターソースにキノコの旨みが効いていて最高でした。合わせて1050円くらい。

おまけに頼んだアイランというトルコでよく飲んでいたヨーグルトに塩と水が混ざったドリンクもこれまでで1番美味かったです。これがブルガリアヨーグルトか!と日本人らしくはしゃぎました。暑い日に飲むと美味しい上に体の調子がぐっと良くなる気がします。この日はかなり寒かったですが…。

大満足で街を出ようとすると、山道の途中でバイクが止まりかけてしまい焦ります。燃料は大丈夫だし深刻な故障かと心配しましたが、アクセルのグリップ部分についてる接着剤が取れてしまい空回りしてエンジンが回っていないだけでした。

とはいえそのままだともちろん走れず、限界まで捻っても20キロも出なくなってしまったのでUターンして街に戻りました。街をうろついて商店で接着剤を購入。100円もしない接着剤でしたがしっかり仕事を果たしてくれて無事再スタート。

途中立ち寄ったチェペラレも町の中に綺麗な小川が流れ静かな町で和みました。気になって宿を調べると3200円から。

川沿いの道を抜けてバチコヴォ修道院へ。

ゲームの中でしか見たことないような回廊のある大きな教会で、建物の中にも壁一面のフレスコ画が広がりとても綺麗です。

モスクも素晴らしかったですが、中世の教会は日本人の感性にとても刺さります。

回廊の上にはいくつも部屋があって教会関係者が暮らしているようでした。ぜひこの素敵な階段を登って見たかった…。バチコヴォ修道院は分かりませんが、こういうタイプの教会は宿泊できることもあるようでいつか泊まってみたいものです。

近くにあるアセン城跡にもやってきました。崖の上に立つ教会の眺めがまるで絵のようで印象的です。

このままブルガリアは西に横断して首都を目指す予定でしたが、Twitterで友人が北の方に面白そうな建物があるよと教えてくれて、地図を見るとちょうど気になっていたエリアなので頑張って北上することに。

山を降りていくと畑が広がるのどかな道になり、今日も河原を見つけて野宿します。

蚊に刺されまくってムヒが無くなってきました。しかもエアマットが空気漏れしているのかだんだんエアー抜けの頻度が速くなってきて熟睡できません。

この頃は食が細く夕飯を作るのも億劫で夜朝は果物やヨーグルトを食べています。これで痩せないから不思議。

そして翌日シプカ峠という道を走り、ブルガリアの旧共産党本部の廃墟にやってきました。遠くから美しい緑の丘の上にとてつもない存在感の建物が現れて大興奮です。何かしらの悪役のアジトにしか見えません。

てっきり中を見られるものだと思ってウキウキで一周してみると入り口は正面の小さな扉だけで、そこはがっちり警察がガードしていて入れませんでした。調べてみると数年前までは入れたようで本当にショック。世界三大廃墟に数えられているそうです。とはいえ素敵な建物を見られました。

峠を降りてシプカの街へ。建物が可愛らしくじっくり回りたかったのですが、ちょうど自転車レースをしていて町のど真ん中が通行止めになっていて近寄れませんでした。

町外れのレストランに入ると完全に無視されてしまい、やっと捕まえたウェイトレスに注文して1時間ほど待ったあと、他のウェイターに注文しないの?と言われてブチギレるという事件が発生しました。注文したおばさんは惚けてごめんの一言もなし。

イライラしながら店を飛び出して最初に目についた店で昼食を取るとこっちは不味いしぼったくりかと思うような値段で散々でした。

嫌な気持ちで走っていると景色もあまり楽しめず、気分転換に街で買い物でもすることにします。

大きなモールの中にあるスポーツ用品店へ。キャンプコーナーがとても充実していて、海外の全く知らないブランドの製品は見ているだけでワクワクします。しかも結構お値打ちというか、物によっては日本よりも安いくらいで、銀マットだけ買うつもりが登山靴を購入してしまいました。

ここは店員さんがとても感じのいい人で少し話しただけですっかり嫌な気分も忘れてしまいました。

かなりしっかりした靴と銀マットで12000円。

地図で川を見つけたのでスーパーで買い出し。惣菜が充実していて豚の串を購入。

街が比較的近いからか、川沿いはダートの道に釣り人だらけ。農地の奥にある道を覗いても先人のキャンパーがいたり、泥の岸で寄り付かなかったりと寝床探しに苦戦します。

林道の奥の奥へ走って行き、山の中に入ってもまだ車の気配が続くので思い切って開けた藪の中に突っ込んで、林の中になんとかテントを設営出来ました。

惣菜がとても美味でした。ワインも中々。コルクの蓋をナイフで開けようとしたらコルクが脆すぎて一捻りでもげてしまい、仕方なく木に瓶を叩きつけて開けました。何度やってもドキドキします。

夜食に食べた謎のフルーツ、後にプルーンと判明しましたがとても甘くて新しく来た国の味という感じがしました。

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