ユーラシア大陸横断の準備と手続き2

5.フェリーの予約(4月)

ここまでやってやっと船の予約をしました。
現在ロシアへバイクと共に渡るには島根の境港から
韓国経由でウラジオストクまで行くDBSフェリーしかありません。
韓国の会社なのですが日本語の分かるスタッフさんが電話に出てくれます。
境港からは週一度、土曜日の出航です。僕は5月11日の便を予約。
電話の後はメールでやりとりします。

船は5月11日の19時に島根境港を出航
12日の朝9時に韓国へ寄港
13日の14時ごろにウラジオストクへ到着します。

料金は旅客のチケットが19200円
(ライダーは無料で雑魚寝からドミトリーにランクアップ)

バイクが海上輸送量が600米ドル
境港の使用料が11320円。

船の料金は乗船の2日前にその時の為替で日本円に直されてメールされます。
乗船前日、または当日の現金支払いのみなので注意。

6.通関作業の手続き(4月)

日本からバイクを輸出するために税関や通関業者とやりとりする
必要があります。DBSフェリーさんに紹介してもらえる上組さん
という業者さんへまず連絡。通関を代行してもらうと3万円かかる
が、自分でやれば無料とのことで今回は自分でやることに。

そのあとは上組さんにの担当さんを紹介していただき、
税関の担当者の方に必要書類の書き方を教わりながら書いて
FAXし、OKが出るまで続けることになります。

通関に必要な書類は主に2つでインボイスという
携行品の品名や重さ、値段などを英語で記入する用紙。

2つ目は輸出申告書というこちらはほぼ日本語版インボイスです。
インボイスと違うのは輸出するための品目という分類があり、
細かい分類の中からオートバイやそれに積載する荷物の品目を
1つ1つ調べて正確に記入しなくてはなりません。

なのでバイクに荷物を積載したままフェリーへ積み込みしようと
すると大変な作業になってしまいます。実際検査する税関さんに
なるべくなら荷物は積まないでと釘を刺されたので素直に従いました。
船への手荷物の持ち込みは25kgまで可能です。

実際の記入のやり方ですが、ここで紹介するのは
業者さんの迷惑になると思うので記載しません。
ただしっかりやりとりすれば個人でも全然出来る手続きでした。
時間のある人は個人でやる価値があると思います。

ロシア側にも通関はありますが、こちらは書類も窓口もロシア語で
とても自分ではできそうもないので業者さんへお願いしました。

Links,Ltdという業者さんで、これはDBSフェリーさんに紹介して
もらいメールでやりとりします。

写真でパスポート、ビザ、登録証、バイク外観、国際ナンバー、
Jマーク、車体番号

文章でバイク製造年と排気量を送りました。

フェリーからその日の宿への送迎、simカード、強制保険の手配など
色々やっていただけるようです。

あとは通関の手続きが出航前日に行うので5月10日のお昼ごろに
税関の方へ来てほしいとのことで、前日に間に合うように出発を決めました。

7 海外旅行保険へ加入(4月末)

バイクなので事故で入院するなどはもちろん、その際にヘリで搬送など
された場合、場所によっては数百万円の救助費用が請求されるそうです。
長期なので病院にいく可能性も高いですし、入る価値は高いと思います。

クレジットカードの付帯保険を2つ組み合わせたり、海外のばら掛け保険を
それに組み合わせたりと色々安く済ませる方法はあるようですが、
めんどうなので東京海上日動さんで加入することに。
1年で17万2千円。早く帰れば月単位でお金が返金されるそうです。

これはぎりぎりではなく保険の証書を余裕をもって受け取れるよう
早めの手配がおすすめです。GWが重なり少し危うい思いをしました。

8 国際免許証の取得(4月)

普段免許を更新する免許センターで発行されます。
ぼくの場合は平針試験場へ行って来ました。

必要なものは

パスポート
免許証
印鑑
証明写真(縦50mm×横40mm、パスポート用はダメ)
料金が2400円

まず印紙売り場へ行き、国際免許証用の印紙を購入。
次は国際免許の窓口へ行き、必要書類一式を提出。
平針は混んでいるので2時間以上待って発行されました。
有効期限は1年で、一部の国では効果を発揮ないので注意。
更新はなく、1年以内で延長したい場合は同様の手順で再発行が必要。
僕は年末に台湾、1月にタイで使用したので再発行しにいきました。

9 海外転出届(住民票を抜く) (4月)

海外に行っている間も住民票に記載があれば、
住民税や国民年金などの支払い義務が発生します。
住民票を抜いてしまえば抜いた時から国民年金の支払い義務免除、
1月1日に住所がなければその年の住民税も支払いが要らなくなります。

僕の場合2019年4月に抜いたのでその月から国民年金が、
2020年1月からは住民税が免除になる予定です。
1年ほど海外へ行く場合はやっておくメリットがありそうです。
もちろん色々デメリットがあるはずなので各自の責任で調べましょう。

10 パッキング

これは当日の朝までやっていました笑
また別の記事で書こうと思います。

その他

クレジットカードの作成

これは会社をやめてからだと作るのが難しいのでお早めに。
海外で現金を引き出すのにクレジットはうまく使えば
為替手数料やATM手数料がデビットなどよりだいぶ安く抑えられるそう。
僕はやめてからだったので作れず、ソニー銀行とジャパンネット銀行の
デビットカードを持って行ってます。カードの種類もViSAとMASTER
両方あるとほとんどのATMで使えるので安心です。

契約の解除

simカードや月額有料サイトなど、忘れると勿体ないものはお早めに。

次は持ち物とパッキングについて書きます。

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