セロー250でユーラシア大陸横断 115

9/4

ドミトリーが仕切りのない病室みたいなベッドの並びで落ち着きませんが、ちょっとずつ交流があってやっと慣れてきました。

ユーロ払いできない店があるのでボスニアの通貨マルクを手に入れるために両替所を探します。3件目でやっと10ユーロを18.55マルクに両替出来ました。80円くらいしかロスしてないくて嬉しい。

昨日とは違うローカルなとこで朝食にブレク。今日の中身はじゃがいも。あっさりで美味しい。

ブレクしか置いてないお店だったので改めて喫茶店でカプチーノ。

天気悪くて風があるからやや寒い寄りの涼しさです。

お茶してるとまた嬉しい連絡があって、今度は3年前ロシアの怠慢な国境で一緒に8時間越境待ちしたドイツ人ライダーのゾランがトラヴニクという街の別荘に遊びに来てるらしく、招待してくれることに。

さっそく明日サラエボを出て向かうことにしました。出発が決まったので都会にいるうちに散髪も済ませてしまいました。

チュポの店にケーキ買って出発の挨拶に行ったんですが不在の様でした。彼にメッセージを入れ、店員さんにケーキを預けたらボスの友達だからとコーヒーをご馳走してくれました。

バイクを宿に置いて最後に街を一回り。教会の前のハンバーガーバーでチキンバーガーとビール。

夜に小腹が空いたので余ってるベーコン処理して、宿の横にある雰囲気いいカフェバーでサラエボ最後の夜を楽しみました。

9/5

宿が4階なので頑張って荷物を降ろして朝飯にミートブレク。360円。やっぱりこれです。コーヒーを飲みたいですがマルクが無くなったのでカードを使える店を探しました。

カード対応マークのある高級そうな店入ったら意外とお手頃。ボスニアのカフェは高確率で水もくれるのが嬉しい。

ゾランの待つトラヴニクへ。曇りで気温が10-20度しかなくて寒い。道中の村がどこも素敵な家だらけ。

小さな町にもレストランやパン屋、ケバブ屋があって飯に困らなそうです。

しかし現金がないのがネック。何日滞在するか分からないとキャッシングや両替のタイミングに悩まされます。

やはりどこもカードが使えず銀行で20ユーロをマルクに両替。

ほぼ同額返ってきて嬉しい。

昼飯にチェパピ?という料理を食べました。

肉団子がパンに挟まってるだけのシンプルな料理だが肉がジューシーでめちゃくちゃ美味しい。生玉ねぎもよく合う。小さいサイズがあって安いのもありがたい。これも360円で頼みやすいお値段。

近くのおしゃれなカフェでコーヒ飲むが160円と安い。サラエボも安かったですが地方のが物価安いかも。

飯が美味くて安いのが本当に嬉しいです。

ゾランへのお土産にスーパーでワインを買って行くとバイクの前に人だかりが出来て色んな人に話しかけられました。自分用にビールもゲット。

バイク乗ってる時もライダーに並走されて声かけられたり、中央アジアを思い出す良い意味での外人アウェーを感じます。

街から山へ登って行くと別荘地になっててコテージがたくさんあります。うろうろしていると見覚えのあるバイクを見つけ、3年前ぶりにゾランと再会できました。

奥さんのアイーダとも挨拶してお互いの近況を話しながら、彼らが外でシチューやステーキを作ってもてなしの準備をしてくれてます。

ゲストとしてのもてなしが凄くて、何かにつけて世話を焼いてくれます。英語はあまり通じませんが翻訳と見ぶりで意思疎通。

ウェルカムドリンク!

シャワーや洗濯をさせてくれたり、個室をあてがってもらって一息つけました。

この旅中でもトップクラスのご馳走をいただいてしまいました。ビールもたくさん飲ませてくれて幸せ。

食べすぎと2人が仲良すぎて胸焼けしそうです。

景色のいいところですが、外にいるととても寒くて昼でも14度しかありません。

冬はマイナス27度だし10月には雪が降るとか。2人は毎月ドイツからここへ来てるらしいです。ここは賃貸だけど隣はゾランのものらしくて改装計画を教えてくれました。

色々聞いてると会社経営をしてて結構リッチみたい。

全員痛飲してお開きになりました。

9/6

しばらく泊まって行きなよと言ってくれましたが、申し訳ないから悩んでたら朝からコーヒーと一緒にシュナプスという梨の蒸留酒を飲まされてしまい、出発できなくさせられました。

かなりキツめですが爽やかな後味で美味。

朝飯もたらふく食べさせてもらって幸せです。昔秋田犬を飼ってたらしくて犬の話で盛り上がりました。

ここは標高1500mだそうで朝からお酒を入れても寒さを感じます。

昼過ぎにゴルフに乗せてもらって森の奥へ。

山が綺麗に見える広場でビール飲みながら過ごしました。山の麓にトラヴニクも見えます。

せっかくだからと近くの村までドライブに連れてってくれました。スーパーで買い出しして帰宅。

帰って外でのんびりしていたら、またお客さんが。クロアチアから旅してるという夫婦が道を尋ねにやってきたのですが、ゾランが泊まっていきなよと誘ったようで賑やかになります。

ドイツ語が公用語になってしまったのでみんなに翻訳してもらいながら今日も飲みに飲んで1日が終了。ボスニアに来てから毎日美味いものでおなか一杯になってる気がします。

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