セロー250でユーラシア大陸横断 64

10月12~14日

タクシーでバクーの旧市街地にやってきました。バイクの修理に数日かかるので街歩きして暇をつぶします。タクシーなんてリッチな乗り物ありえないぜって日本では思っているのですが、3kmを300円ほどで来れてしまいました。

宿の場所が地図と違っていたので普段バイクに積んだ重たい荷物を引きずりながらその辺の人に聞き込み。3人目くらいでやっと宿にたどり着きました。みんな親切です。

宿にチェックインしてさっそく旧市街を歩きます。城壁が古い街を囲み、細い石畳の路地が迷路のように広がっています。ヨーロッパと中央アジアの間という地理がそのまま街の雰囲気に現れていて素敵です。

観光地で人通りは多いのに路地を通っているときは静かです。東西の血を感じる美男美女渋いおっさんそして可愛い猫が歩き回っていてしあわせな街歩き。現役で走り回る旧車や骨董市のガラクタも気分を盛り上げます!階段を登りきると市街地の向こうにカスピ海が見下ろせました。

乙女の塔っていう有名なスポット。1つくらい調べて観光するかぁと思ったのですがこれは大失敗。

人ごみにもまれながら狭く急な階段をかなりの距離歩きます。屋上の展望はこの通りカスピ海の展望と旧市街越しに見えるオイルマネーで出来たビル群で素晴らしいのです。しかし塔の縁をガラスボードでぐるっと覆っていて、それがあまりに汚れてるので景色がいい分かなーりストレス。お値段1000円以上。ううん。せめて安ければ。

泊ってる宿は旧市街地の目の前にあって街歩きに疲れたらすぐに帰って一休みできるし、まわりにはケーキ、ハンバーガーなどを食べ歩きできるところやカフェ、スーパーも充実していてなかなかいい休暇になっています。1泊500円だしアゼルバイジャン自体も物価は安めです。

ロイヤルエンフィールドを買ってインドから旅をしている日本人ライダーさんに出会いました。パキスタンが通れないので船でトルコまでバイクを送ってきたそうです。僕も数年後はこれを買ってインドネパールを回る予定で現車のかっこよさに大興奮。

インドネパールやバイクの情報やお互いの旅の話で話題が尽きません。なんとモンゴルで馬を買って旅をされたこともあるようで、世の中にはネットに上げられてないだけでいろんなことをされてる人がいるんだなぁと感心。いつか馬でまわれたらって思っているのでほんとに参考になる話ばかり聞けてしまいました。

郊外のゾロアスター教の寺院に2ケツで連れてってもらったり毎日たくさんビールをシェアして充実な日々でした。宿はたばこ禁止酒禁止って壁に書いてあるのに管理人をはじめとしてみんな無視してすぱすぱぐびぐびやっていたので異様な退廃感がありましたね。

宿の立地がいいので暇な時間があればぶらぶらしていました。バクー、1泊くらいの単発旅行におすすめです。

バイクもこの通り復活!軽快な走りが帰ってまいりました。直すまでチェーン気にしてばかりだったのでスムーズに動くバイクを流してるだけでサイコーです。いてもたってもいられなくなったので明日ジョージアに向けて出発します!

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